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  • 執筆者の写真ホロウェイ朋子

【イギリスNHSでの産む場所選び④】 自宅出産とは?

 

こんにちは。

世界のどこにいても私らしく産み私らしく生きるのを応援する

出産&産後ドゥーラのホロウェイ朋子です。




イギリスで自宅出産という選択肢




イギリスNHSを使っての 産む場所の選択肢についてのシリーズ、   今回は自宅出産について。

  お産は、 どこで産むことを選ぼうとも 概して安全なものです。   けれど1人目の出産の場合、   自宅出産は 赤ちゃんに何か問題が起こるリスクが ほんの少し増えます。   それを数字で表すと、 病院では 1000人に5人の割合のところ、   自宅出産では 1000人に9人。       2人目以降の出産の場合、 計画をして自宅出産をすることは、 病院やミッドワイフユニット・バースセンターで お産をするのと同じくらい安全なもの。   珍しいことだけれど、 自宅でのお産の時に 何か深刻な問題があった場合には、   新生児のケアへのアクセスがある病院より 状況が悪くなることもあります。        自宅出産の場合、 お産の時にはミッドワイフ・助産師が 一緒にいてサポートしてくれます。   必要な時には助産師が 病院に搬送する手配をします。



自宅出産のメリットは・・・

   自宅出産のメリットは・・・   ・人によってはよりリラックスできる 既に慣れている環境の中で お産をすることができる。   それによって陣痛と より上手く向き合えるかもしれない。   ・陣痛が始まっている途中で 移動をしなくていい。   ・上の子供たちがいる場合、 子供たちを誰かに預けたりしなくていい。   ・お産の後、 パートナーと離れなくていい。   ・妊娠中の検診で既に会っている 助産師のケアを受けられる可能性が 高くなる。   ・病院と比べて、 鉗子・吸引分娩などの医療介入が 必要になる可能性が低い。

 

考えておきたいことは・・・

  自宅出産を選ぶ場合に考えておきたいことは・・・   ・何か問題があった時には 病院に行く必要があることもある。   ・エピデュラル・硬膜外麻酔は使えない。   使えるのは、 ガス&エアー・笑気ガス、お風呂、 バースプール、TENSマシーン、 その他のリラクゼーションテクニックなど。   ・ドクターもしくは助産師が 病院でのお産を勧めることもある。 例えば、双子のお産、逆子など。   どうして病院の方が安全だと考えるのかは ドクターや助産師が きちんと説明してくれます。    ・病院へ搬送となった場合に どのような流れになるのか、 どれくらいの時間がかかるのかなどは、 ぜひ助産師もしくはGPに聞いてくださいね。   以上、NHSのウェブサイトより https://www.nhs.uk/pregnancy/labour-and-birth/preparing-for-the-birth/where-to-give-birth-the-options/ 

どこで産むのかという場所自体よりも・・・

私自身一人目を NHSを使って自宅出産しました。   ほんの少し上がるリスクよりも   自宅で安心を感じながら お産を迎えることのベネフィットが 大きいと感じたからです。   リスクもベネフィットも含め 情報を得た上で   自分で決めるということが 満足のいくお産の経験に欠かせないことを 教えてくれたのが   イギリスでの出産経験でした。


 

産む場所は、    どこで産むのかという場所自体よりも どのように決めるのか、   つまり 自分が納得して決めること、 自分で選んだとしっかりと感じられること が大切です。

そのためには

ケアギバー・医療従事者との

コミュニケーションが

とても大切になってくるのですが、

その時にここを押さえておくと

自分で決断する時に役立つ

というコツがあるんです。


そのコツもまたブログで

お伝えしていきますね!




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