ホロウェイ朋子
ポジティブなお産にするためにはこれが大切!
こんにちは。
世界のどこにいても私らしく産み私らしく生きるのを応援する
出産&産後ドゥーラのホロウェイ朋子です。
予期せぬ展開
イギリスNHSでの産む場所の選択肢について これまでのブログでお伝えしてきました。
そんな選択肢の中から自分はここで産んでみたい!と決めて進んでいく道のりの中で、
予期していなかった医療的な診断が下るなどで、 望んでいた場所とは違うところでのお産になることもあります。

私自身は1人目である長男をイギリスの自宅で出産し、
2人目も自宅出産を望んでバースプールなど準備していたのですが、
なんと予定日の3日前に長男が水疱瘡にかかり、
私は水疱瘡は小さい時の予防接種しかしていなかったので、
予定日目前にして急遽抗体があるか血液検査をしに行ったり、
体調が良くなくて、ただでさえ大きな変化を目前に落ち着きのない長男が、更にぐずったり。
そんな中で私たちが決めたのは、
自宅出産ではなくて、病院内にあるミッドワイフユニットでのお産に変更することでした。
医療従事者にこうしなさいと指示を出されたからではなくて、
その時の私が一番大切にしたかったことは、夫と自分がお産に集中できる環境。
それに気が付いて、自宅出産へのこだわりはなくなり、
2人でゆっくりお産に集中できるミッドワイフユニットに行ったのでした。
予期せぬ展開だったけれど(というか人生ではこっちの方が多いですよね)
自分たちで選んだから、「こうしていたら・・・」という思いは一切残りませんでした。
(もちろんミッドワイフユニットの助産師さんたちからの素敵な尊重とケアがあったからでもあります。)

誰かがこう言ったから決めたとかなんとなくこうなったのではなく、
この「自分で選んだ」という感覚が、特にお産においては大切だと思っています。
では、予期せぬ展開になった時に、
それでもどうしたら「自分で選んだ」と言う感覚を持てるのでしょうか?
自分が納得いくまで質問する!
そんな時に役立つのが、 自分が納得いくまできちんと医療従事者にわからないことを聞くこと。
なんとなく・・・で進めていくのではなくて、
何かひっかかるところ、理解できないところなどがあったら遠慮なく質問すること。
少し考える時間、パートナーと話し合う時間が必要だったら、それを要求していいんです。
「何がわからないかもわからない」というお声もよく聞くので、
どんなことを質問したらいいのか、参考になるのはBRAINです。

BRAINとは
B=Benefit(ベネフィット) その選択肢の利点は?
R=Risk(リスク) その選択肢のリスクは?
A=Alternative(他の選択肢) 他にはどんな選択肢がある?
I=Intuition(自分の直感) 自分の直感・内側の声はなんて言ってる? ー外からの情報だけでなくてこれも大切です!
N=Nothing(なし、何もしない) 何もしなかった場合には?
何か選択肢が上がって来た時には、ぜひ自分が納得が行くまで、質問してくださいね。
周りの人の時間を気にしたり、質問することに引け目を感じなくていいんです。
なぜなら、あなたが産む人であり、あなたが主役のお産だから。
何を選択したのかではなくて、どう選択したのかが大切です。
「自分で選んだ」と感じられることが、その時の自分が精一杯決めた選択だと、
その後も後悔なく歩んでいく上で欠かせません。

最近オンラインで出産ドゥーラサポートをしたクライアントさんも、
途中で予期せぬ展開がありました。けれど、
自分が納得がいくまで聞きたいことを聞け、
「自分らしいお産ができた!」と感じる素敵なお産となった
と出産のご報告いただきました。
ぜひこのBRAIN役立ててくださいね!
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